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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2007年09月20日

伝説のお客様☆

今では語りぐさになってる?

伝説のお客様が「居酒屋わんさか」時代に、たくさん、いらっしゃいましたニコニコ

思い出深いお客様や、常連さんを、順に、ご紹介させていただきます♪


まず、トップバッターを飾っていただくのは、あの社長しか、いらっしゃらないでしょう!

そうですね〜。今、現在は,多分…70代後半くらいでしょうか?

当時から深夜の時間帯に、よく、あちこちで飲まれてたようで(笑)

ひょんな事から「居酒屋わんさか」も見つけていただき、ずいぶん、ご贔屓にして下さいました。

先ほど《社長》と、お伝えしましたが、若い頃に独立された会社の社長です。


その昔、社長がまだ20代の頃、普通に会社員として働いてらっしゃいました。

その後、そこで学んだノウハウを生かし独立されました。

ですが、借金を抱えた会社も最初はうまくいかず、赤字が続き、

奥様が外で働かれた収入でなんとか生活する日々が続いた…と、おっしゃっていました。

奥様は,当時、串カツ屋さんで働かれていたそうですが、

帰る時間が遅くなるから心配したご主人が(現☆社長)お店まで迎えに行くと、

お店の店長から「奥さん目当てのお客さんが、たくさんいるねんから、

ダンナがおるのんバレたら、お客さん減るやろ〜!ダンナは、店には来んとって!」

と言われたそうで、その時代が、一番辛かった…………泣き

と何度もお聞きしました。



でも、その貧困時代を見事乗りきり拍手

会社もグングン右肩上がりに成長し、今では

(もっと昔からだと思いますが)

常に財布にピン札の200万円が、ドーンと入ってるような生活へと変化されました。


余談ですが、社長のご自宅の小銭専用の貯金箱は、イットカン!で、

しかも すぐに貯まるそうです(笑) 



でもね、皆さん、誤解のないように。

この社長は、食べ物や、物を本当に大切にする方で、

ご自身は、時計も、ネクタイピンも、財布も、スーツも

(どれも高価な品だとは思いますが)

多分、相当、年期の入ったものを身につけてらっしゃいますし、

夜中に「わんさか」へ一緒に連れてらっしゃるお連れさんが

「もう、お腹いっぱいやから食べれません。」とおしゃると

「残したら、もったいないし、マスターがせっかく一生懸命作ってくれたのに、悪いやろ〜!

残すんやったら、包んでもらうから、明日の昼に食べなさい!」と言い

「マスター、悪いけど、持ち帰りパックに、残った料理、包んだってくれへん?悪いな〜いつも。

手間かけて。」と、私達にも、気遣って下さるステキな方でした。


そういえば、こんなエピソードも…!

社長の髪型は、分かりやすく言えば(元官房長官の)福田さんのような髪型というか、

シルエットなんですが、ある日の夜中、いつものように「来たで〜♪」と、

お連れさん(夜の蝶の方々)を引き連れていらしたのですが、

なんと、社長、カツラをかぶって来られたのです!

結構、お似合いで10歳くらい お若くは見えたんですが、

何せ、見慣れないお姿なので少々戸惑ってると、

夜の蝶の方々が「笑っていーねんでぇ〜♪」と次々に爆笑しながら店内に入ってこられ

社長自身も「何十年ぶりに、新しいカツラ作ったわ〜♪似合ってる〜?」

とケラケラ笑いながら席につかれました。

「昔さぁ〜。若い頃にカツラ着けてた時期があんねんけど、

すごく好きな彼女とデートするのに遊園地行って、ジェットコースター乗ったら、

バッザー〜〜〜!と飛んで行ってさぁ〜〜(笑)!

…それ以来、カツラ辞めててんけど、久しぶりに作ってみてん♪どお?」

と、とってもユーモラスに語って下さいました(笑)


私の文章力で伝わったかどうか分かりませんが、社長は、仕事は厳しくシビア。

でも、遊びは、とことん。

夜の蝶のお姉さま方にタクシー代の一万円は、ホイホイあげてるけど(笑)

料理は、残さず、持って帰られるし、

ご自身のタバコも、端のほーーーまで(笑)もったいない!って言いながら吸われる。


社長独自の金銭感覚と、生まれもってのチャーミングな性格と、お顔立ち。

きっと、お金があっても、なくても、

社長の人間的魅力は変わらないと
思います。

おじいちゃんなのに、すっごいエネルギーとパワーと可愛げを持った方。


そういえば…もう半年くらい、お見かけしてないから、久しぶりに社長に会いたくなりました。

体調悪くされてたみたいなので…社長、元気かな〜〜?



※もっとたくさん、社長の伝説はあるんですが

ブログにアップ出来るのは、ここまでくらいの話です(苦笑)   


Posted by わんさか女将 at 14:23Comments(4)居酒屋時代☆お客様の話

2007年09月18日

これが、噂の!?補助席!

当時の写真ではないですが、こんな感じでした。

この補助席には、ほんとーに、

いろんな方々が座って下さいました。

※補助席の詳細はコチラ↓  

http://wansaka.osakazine.net/e59006.html#comments



そして、いろんなエピソードもありました…


→まず、私の身内は、店内が混んできたら

必然的にこの補助席に差し替えになり(笑)

常連のお客様や、ご新規さんに 通常の椅子を譲るという風にしつけ(笑)

→この椅子が好きな?常連さんは 店内が混んできたら

自ら補助席に座る事を 名乗り出てくださり拍手

「新しいお客様に椅子を使っていただいて下さい!」

と、有り難い事を言って下さったりもしましたニコニコ

スマイル若いカップル(もちろん男性のほう) スマイル自営業社長

スマイル同業者 スマイル某大手有名会社の重役の方

スマイル大学教授 スマイル気のいい若手の常連さん スマイル若い女性のお客様…



1時間くらい座ってたら、お尻が痛くなるのにプンッ

ほんとーに皆さん我慢して、文句も言わず、座って下さいました…!


それどころか、店内が補助席だらけで(笑) 超超満席の時!

(たぶん10席のみの店内に  詰め詰め状態で  14人くらい いらした時)

長年お付き合いされてた彼女にプロポーズをされたお客様もいらっしゃいました拍手

私が、厨房からカウンターの外へ出るたんびに(笑)

※店外にも冷蔵庫があったのでしょっちゅう厨房から出てました!


その男性のお客様には補助席から一旦立っていただき

しばらくそのまま待っていただいて…店外の冷蔵庫から

私が厨房へ戻ってきたら また、この補助席に座る…という事を

頻繁に行っていただいてた時に、プロポーズしてはったんですワーイ

後から聞いてビックリ!(笑)

そんな時間いつあったんですかオドロキ???

みたいな(笑)



今の「わんさか」http://www.mitemite-wansaka.com/

でも、たまーに(1階のカウンターが)満席の時は、

この補助席を使いますが 常連さんは懐かしそうに

「久々やな〜!」と楽しげに?座って下さいます…。(有難い事です)



いろんな思い出が詰まった 補助席のお話でした☆  


Posted by わんさか女将 at 13:41Comments(0)居酒屋わんさか時代

2007年09月06日

補助席誕生!秘話☆

ずいぶん、ご無沙汰してました!

「女将になるまで」ファンの方 (いらっしゃるのかな?笑) じらしちゃって、すみませ〜ん!

また 頑張りまーす!



さてさて、2000年の春 JR茨木市駅から徒歩3分の場所に

5坪10席の小さなお店「居酒屋わんさか」からスタートした当店ですが、

いろいろありながらも(苦笑)じょじょに忙しくなり、椅子が10席じゃぁ足りない日が続きました。



お客様のご来店時間って、重なるんですよね〜…。



そのたびに

「すみません…!満席で…。また宜しくお願いします…!」と何度も謝る日々。

せっかく足を運んで下さったお客様に申し訳ないし、逃してる!と思うと、もったいない!

と焦りもしました。 そんな毎日。

その日も、例によって、忙しくさせて、いただいてました。

そうですね〜。時間にすれば、だいたい深夜の、12時頃でしょうか?

(昔も、今も変わらず、深夜02時まで営業してます♪)

何度か、来て頂いてて「わんさか」では、「お得意様」になっていただいてた、I(アイ)さん(男性)が、

その日は、4名様でご来店されていました。

その時点で10席の小さな居酒屋は満席。

オーダーも沢山通っていたので、2人で、せっせと、お作りしていました。

すると私のポジションの真ん前にお座りになっていたI(アイ)さん(男性)が、

携帯で、こう話されてるのが聞こえました。

「…終わった??わんさか に来てんねんけど、来るか?

よっしゃ!よっしゃ〜!待ってるでぇ〜!!(終了)」と…。

オーダー&接客で、アタフタしてた私も思わず

(????待ってる??????椅子ないけど………。どこに座りはるの?????)と、

ずーっと(笑)疑問に思いながら仕事してました。

数分後、お電話の相手の方が見えました。

とても、華やかな衣装をまとった、夜のお店のお姉さまと、優しそうなママさんでした。

(椅子ないのに、どうやって ご案内すればいいの?)

と、疑問だらけで戸惑ってる私をよそに(笑)

「こっち!こっち〜♪」とI(アイ)さんは女性を、ご自分の席へ呼びました。

そして「ハイ、ここ座り〜。」と、言いながら、4人さんが、詰め詰め状態になって(苦笑)

ママさんを隙間に、どうにか座らせて、

もう一人の女性は、なんと男性の太ももの上に座る!!という方法を、取られました。

が…、かなり窮屈そうでした。

この間、約30秒ほど。

するとI(アイ)さんが

「やっぱり無理やなぁ〜…。あっ!!アレ持ってきて!!」と、お連れさんの若い男性に指示しました。

アレ…とは、ビールの生樽を2段積んだ、物でした。

重い生樽を引きずりながらカウンターへ運んだはりました。

すると、その2段の 高さが、ちょーーーどカウンターの高さとのバランス、ピッタリだったので

(シンデレラのガラスの靴のように♪) それを2セット並べました。

そうこうしてるうちに、店内のお客様も、そのやりとりに気付いて下さり、

少しづつ、感覚を詰めて下さって、見事、12名様がカウンターに収まったのです!!!!!




これがキッカケとなり、

のちに「わんさか」では「タル席」と呼ばれ、かなり活躍してくれる存在へとなりました。

今でも常連さんの間では語りぐさです(笑)

「ほんま、よ〜座らされたわ〜〜(笑)」

と楽しげに?懐かしがりながら言って下さる方も沢山いらっしゃいます。

話は戻りますが、この2つの「補助席があるのと、ないのと、では、

拍手1日の売り上げ、

拍手1ヶ月の売り上げ、

拍手1年の売り上げが、

大きく変わりました。


※オープン当初から補助席に使えそうな椅子を探していたのですが、

カウンターの高さが既製品の高さでなかったので、

どの椅子を合わせても、バランスが悪く 補助席を作る事を諦めていたのです

※タル席を使った、1回目は、急だったので、座布団をひかずに座っていただきましたが、

後日すぐに座布団を購入し(おしりが痛くなる)事をなんとか防ぎました

ヒ・ミ・ツ次回は、タル席にまつわる思い出話です♪  


Posted by わんさか女将 at 13:11Comments(0)居酒屋わんさか時代